中部エリア / 長野県

湯田中渋温泉郷

YUDANAKASHIBU-ONSEN

歴史をめぐる

"現在、石畳の風情ある温泉街となっている渋温泉は、奈良朝神亀年間(724~748年)、草津の湯を発見した僧行基がこの地を訪れ、初めて沐浴したのを記念して薬師像を安置してから開かれました。
現在は、ミシュラン1つ星にも選ばれる石畳の情緒豊かな温泉街です。"

歴史をめぐる

"山ノ内町の鉄路の玄関口となる湯田中温泉は、天智天皇の時代(7世紀)の僧智由(ちゆう)が湯を発見。
石の弥勒像を温泉の東端に建立、今もなお湯田中温泉の高台から温泉街を見守っています。"

自然をめぐる

"温泉街に隣接する志賀高原は、1980年ユネスコの『ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に指定されています。
2014年には、隣接する高山村や草津町なども含めてエリア拡大され、志賀山を中心とする「核心エリア」の自然を保護しながらそれを取り囲む「緩衝エリア」では環境学習などを進め、さらに温泉街や田園地帯では志賀高原の自然の恵みを利用する「移行エリア」に設定されています。"

自然をめぐる

温泉につかるスノーモンキーが世界的に有名な地獄谷温泉は、四季を通じて外国人観光客が訪れるスポットで、上林温泉から1.6km続く遊歩道は森林浴効果も期待されています。

自然をめぐる

"志賀高原石の湯は、標高1600mの高地にあり、自然のまま残されたゲンジボタルの生息地です。
生息地の環境は、志賀高原の清冽な冷水に近くで湧き出る温泉が混ざり合うことでホタルの成虫と餌のカワニナの生育に適した条件がそろっています。
発生地の標高、発生の期間、成虫の寿命など様々な点で日本一のホタルです。"

自然をめぐる

"志賀高原には20ものトレッキングコースが整備され、標高2300mを超える横手山からの絶景、エメラルドグリーンに輝く大沼池の神秘的な景色、色とりどりの高山植物などを楽しむことができます。
また、志賀高原には熊の湯温泉、ほたる温泉、木戸池温泉、発哺温泉、志賀山温泉など複数の温泉があり、トレッキングのあとはゆったりとした時間を過ごすことができます。"

自然をめぐる

"春には温泉街を取り囲む田園地帯では様々な桜を見ることができます。
中でも宇木の古代桜は、樹齢850年で長野県天然記念物に指定された千歳桜や北信五岳を望む高台にたたずむ大久保の桜など5か所に点在し、約1時間の散策ルートが設定されています。"

自然をめぐる

"北志賀高原竜王のSORA terrace(ソラテラス)は、世界最大級ののロープウェイで標高1770mの世界へ。
条件が合えば雲海が広がる幻想的なスポットです。"