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【調査報告】環境省「令和2年度 地域のガストロノミーを活かしたツーリズムに関する調査検討業務」の調査結果について

「持続可能な観光の国際年」と国連が定めた2017 年、国連世界観光機関は、サステイナブルツーリズム(持続可能な観光)の実践を掲げ、さらに、その重要な類型としてガストロノミーツーリズムを積極的に推進しています。

しかし、外国人観光客が我が国で体験したい人気のプログラムとして、「日本食を食べること」、「自然体験」、「温泉入浴」等がランクインし、我が国においても官民問わずガストロノミーツーリズムが実施されてきているものの、サステイナブル性を重視するインバウンドを大きく獲得するには至っていないのが現状です。

このような背景を踏まえ、当機構は、環境省から業務を受託し、ガストロノミーツーリズムに関する国内外の動向を収集把握するとともに、インバウンド層が重視するサステイナブルツーリズムに関する必要情報の整理、調査検討を行ってまいりました。

上記調査結果をまとめた報告書を掲載いたします。なお、本報告書は、環境省図書館にも所蔵されております。

 

令和2年度 地域のガストロノミーを活かしたツーリズムに関する調査検討業務報告書(前半)

令和2年度 地域のガストロノミーを活かしたツーリズムに関する調査検討業務報告書(後半)

 

 

~日本におけるガストロノミーツーリズムって?~

国連世界観光機関、公益社団法人日本観光振興協会、株式会社ぐるなびの3社で取りまとめられた、日本国内におけるガストロノミーツーリズムに関する調査報告書「UNWTO Report on Gastronomy Tourism: The Case of Japan」(2019年公開)が、構成等の見直しとともに日本語訳されました。本書では、日本国内の観光を取り巻く状況とともに、全国47都道府県ならびに全国の基礎自治体への調査によって明らかにされた国内のガストロノミーツーリズムの現状に加え、18の好事例のケーススタディが行われています。本機構が行った上記調査の対象地域の事例も記されおりますので、是非ご参照ください。

一般財団法人アジア太平洋観光交流センターHP(国連世界観光機関(UNWTO)刊行物紹介)
https://aptec.or.jp/document/jp/#jpb14