SPECIAL EVENT INFORMATION
時と酒を味わい、神を観る「中世益田の晩餐劇場」 in 益田市
中世の面影が息づく島根県益田市で、新たな文化体験がはじまります。
「中世益田の晩餐劇場」は、石見神楽や伝統音楽と、地元食材・地酒を用いた“古膳”を組み合わせた没入型ガストロノミーイベントです。
歴史資源と食文化をひとつの物語として紡ぎ、幽玄な灯りの中で味わう晩餐。
神話をテーマにした神楽演目と、物語性を帯びたペアリング料理が五感を包みこみ、まるで時空を越えた宴に招かれたかのような体験が広がります。
地元酒蔵が醸す豊かな滋味、伝統が息づく味わい、そして土地の人々の温かなもてなし。
文化と食を通じて地域の“魂”に触れる、ひと晩限りの特別な旅へ——。
あなたの感性で紡ぐ、中世益田の世界をぜひお楽しみください。
| 実施内容 | 開催期間中、益田市内の歴史的空間やロケーションを舞台に、以下の体験・演出をお楽しみいただけます。 【石見神楽×古膳の晩餐劇場】 神楽の演目と連動したコース料理と地酒ペアリング 舞台演出・灯り演出とともに味わう“物語の晩餐” 【神話と神楽の解説ラウンジ(英語対応可)】 神話・地域史の解説、展示等の解説 【寺社ツアー】 中世文化をめぐるガイド付き参拝・庭園鑑賞 他、地域の方々との交流も多くあります。 滞在中は、食・文化・人の物語をめぐりながら、益田の魅力を深く体感いただけます。 |
|---|---|
| 開催場所 | 島根県益田市 (寺院、空港施設、宿泊施設ほか、市内の文化スポットを会場として展開) ※詳細は参加者へ個別ご案内いたします。 |
| 開催日 | 2026/01/14(水) |
| 参加資格 | ・イベント終了後、アンケートに回答をいただける方に限ります。(スマホでの回答となります) ・お食事、お酒を含む飲み物を提供するイベントとなります。 ・飲酒される場合は公共交通機関等をご利用ください。 ・イベントのきまりやマナー、交通ルールを遵守いただきます。 ・イベント参加時の様子を積極的にSNS等で発信が可能な方。 ・イベント時は係員が写真や動画の撮影を行ったり、メディアの取材を受ける場合があります。 ・大会の映像、写真、記事、記録、申込者の氏名、年齢、住所(国籍・都道府県名)等の雑誌・インターネット等の掲載権と肖像権は主催者およびONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構に属します。 |
| 募集定員 | 50人 ※定員になり次第、締め切りとなります。 |
| 当日受付会場 | 萩・石見空港 |
| 事務局 | 一社)ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構 中世益田ガストロノミーツーリズム協議会 |
| 参加費 | 20,000円/1人 |

めぐる
【石見神楽の世界】
益田の夜に響く、太鼓と笛の音。古より神々に奉納されてきた石見神楽は、この地の人々の暮らしと祈りを今に伝える伝統芸能です。豪快な囃子と舞、煌びやかな衣装、そして迫力ある面の表情。その一つひとつに宿るのは、神々と人とが共に生きた中世の記憶です。
晩餐劇場では、石見神楽の代表的な演目を、幽玄な灯りとともに再構成。神話の物語が舞台上で息づき、観客はその世界へと誘われます。
この地の神楽は、ただ「見る」だけの芸能ではなく、地域の人々の手によって受け継がれてきた“生きた信仰文化”。舞手、囃子方、面打ち、衣装師──それぞれの職人が支え、神事の原点を守り続けています。
「ミニ解説ラウンジ」では、神話や地域に息づく信仰、神楽団体の思いを紹介。観る人自身が「物語をめぐる」ように、古代から続く祈りと芸能の関係を体感していただけます。

たべる
【古代食の晩餐】
晩餐劇場の食は、ただの食事ではありません。それは「中世益田の時間を味わう」体験。
献立のテーマは“古膳(こぜん)”。出雲・石見地域に伝わる発酵や塩蔵、雑穀、山海の恵みなど、古代からの食文化を現代に再構成した料理です。
地酒と、発酵や麹を生かした繊細な味わいが織りなすペアリング。山の幸、川の幸、海の幸が一皿ごとに物語を持ち、神楽の演目と呼応しながら、舞と酒とが交わる晩餐が進行します。
調理に使われるのは、地元農家や生産者が丹精込めて育てた食材。古来よりこの地に根付いた“糀文化”や“酒づくり”の知恵を受け継ぎながら、現代の技で蘇らせた一皿です。
食を通して、土地と人と歴史の関係を知る。“古代を食べる”ことが、未来の地域を味わうことにつながる──それが「中世益田の晩餐劇場」が目指す新しい食体験です。
Coming Soon



