イベントレポート

vol.123

初開催!ONSEN・ガストロノミーウォーキング in カミのすむ山 十和田湖を開催しました

青森県

2022年11月12日(土)「ONSEN・ガストロノミーウォーキング in カミのすむ山 十和田湖」が秋晴れの中、60名の参加者で初めて開催されました。青森県では弘前市に次いで2ケ所目の開催地となります。

受付をする参加者、初めての開催楽しみです♪

十和田八幡平国立公園内での開催のため、環境に配慮し、終了後に思い出に残るようにと、マップは紙ではなく「ハンカチ」に印刷したものをお渡しするおもてなし。記念になりますね♪

コースマップを手にするスタッフ

絶好のお天気の中、スタート前には、まだ少し紅葉の残る木々と、鏡のように景色を映す美しい十和田湖を背景に、晴山獅子舞保存会の皆様による伝統芸能が披露されました。
幸せを願い、獅子舞に頭を噛んでもらってから、いよいよスタートです!

地元の伝統芸能でレセプション

 

縁起物の獅子舞も披露されました

コース中には「フォトポイント」もいくつかあり、オススメスポットで写真を撮れます。
十和田湖は3県の県境に位置しているため、橋を渡ってまずは青森県から秋田県へ。

カメラマークの「フォトポイント」で記念撮影!

十和田湖は秋田県との県境に位置してるんですね

【ハタハタ寿司、ばんけみそ】

十和田湖周辺は、青森県・岩手県・秋田県の県境に位置するため、それぞれの食文化も入ってきやすいのが特徴です。
最初のガストロノミーポイントは、秋田県の郷土料理、この時期が旬のハタハタ寿司と、ばんけ味噌(ふきのとう味噌)を! 美味しさに、参加者からは早くも東北の美味しい地酒を待ちわびる声があがっていました。

第2ガストロポイント:ハタハタ寿司、ばんけみそ

【山菜(ふき、根曲がり竹、わらび)の炒め煮】
フォトポイント「十和田湖開発の碑」(旧南部藩 栗山新兵衛が十和田湖畔の原生林を開墾し、通年定住して開発に励んだ功績を称え碑が居住跡地に建てられている碑)を通り、次のガストロノミーポイントへ。
次はこれぞ地産地消!3種類の山菜の炒め煮です。輸送費0の山の恵み「山菜」を美味しく頂きました。

輸送コスト0、素晴らしい!!

第3ガストロポイント:山菜

 

【ごぼうと長芋の揚げスティック】
そして続いてのポイントでは、十和田市名産のごぼうと長芋とスティックを!素材の味を感じてほしいという、野菜ソムリエ中村綾子さんによるオススメの食べ方です。素朴ながら、野菜の甘みとうま味をダイレクトに感じられる美味しい一品!
次のガストロポイントまでは、少し距離があるので「けっぱれ!」(津軽弁で「頑張って!」)、という応援メッセージも。

第4ガストロポイント:ごぼうと長芋の揚げスティック

野菜ソムリエ 中村陵子さん

【バラ焼き、せんべい汁、おにぎり】
石川啄木の碑、杉並木の参道を通り、次のポイントへ。
旧参道の杉並木は、江戸時代、十和田神社へ続く参道として南部藩により植えられたもので、樹齢250年以上ともいわれる巨大な杉が立ち並んでいます。

次のガストロミーポイントでは、バラ焼き、せんべい汁、おにぎりを頂きます!
最強のご飯のお供「ばら焼き」は、十和田のB級グルメとして近年人気を集めています。バラ焼きまん、バラ焼きピザ、バラ焼きうどんなどのアレンジグルメもありますよ。

南部せんべいを入れた「せんべい汁」は、東北の郷土料理。南部せんべいは、ごまや落花生入りのおやつ用もありますが、せんべい汁に使うものは汁物専用のものなんです。あたたかさに、身体も心もほっこり♪

十和田神社へと続く美しい杉並木の参道

B-1ゴールドグランプリ受賞歴有のバラ焼き、せんべい汁、おにぎり

 

「バラ焼き」のよい香りが立ち込めます

次のガストロポイントの地酒と一緒に堪能!

【地酒、りんごジュース】
そして、いよいよお待ちかねの東北の美味しい地酒の登場です! 青森の日本酒「田酒」「陸奥八仙」、青森の長芋焼酎「六趣」を堪能。長芋焼酎は、長芋が特産品の青森県ならではですね。
ソフトドリンクは、青森といえば自慢のりんごジュース!
バラ焼き、せんべい汁、おにぎりとともに、美味しい地酒とりんごジュースを味わいました。
青空の下、B級グルメ、郷土料理と地酒は最高の組み合わせです!参加者同士、会話が弾みます♪

地酒とリンゴジュースで乾杯!!

 

青森自慢の地酒の数々

 

青森といえば、やはり自慢のリンゴで作ったジュース

【十和田神社、乙女の像、ステッカーのプレゼント♪】
東北屈指のパワースポットともいわれている「十和田神社」、高村光太郎の傑作で十和田湖のシンボル「乙女の像」では、特別にONガス参加者向けにガイドさんが説明をしてくれました! 皆さん、興味津々、ガイドさんの説明に聞き入っていました。

最後は、十和田湖畔沿いを歩いてゴールへ! キラキラ光る湖沿いの散歩道を気持ちよく歩きます。
その途中のポイントでは、十和田湖生まれのかわいいステッカーをプレゼント。

ガイドさんが十和田神社の説明

十和田神社を参拝

乙女の像が見えてきました

 

ガイドさんが、乙女の像と十和田湖についてご案内

十和田湖生まれのかわいいステッカーをプレゼント♪

【そばかっけ】
そして、ゴール地点にある最後のガストロノミーポイントでは、「そばかっけ」を。青森県南部・岩手県北部(南部地方)に古くから伝わる郷土料理です。「かっけ」は、かけら、端っこという意味。また、この地方の方言である「かぁ、けぇ」(さあ食べてくださいという意味)、からであるとも言われています。
にんにく味噌をつけて「かぁ、けぇ」!

第1ガストロポイント:そばかっけ

 

ゴール!!お疲れ様でした

 

入浴券はもちろん、長芋、南部せんべい、焼きリンゴとお土産もたくさん♪

お土産は、入浴券以外にも、特産品の長芋をなんとまるまる1本、南部せんべい、まるごと1個の焼きリンゴと盛りだくさん! 家に帰ってからも、美味しい名産品を満喫できますね♪

十和田八幡平国立公園で初めて開催された「ONSEN・ガストロノミーウォーキング in カミのすむ山 十和田湖」、無事に終了しました!
秋晴れの、まだ少し紅葉が残る中、東北の美味しい郷土料理と地酒を楽しみながら、美しい十和田湖畔などをのんびりウォーキング。最高の1日でした!