イベントレポート

vol.125

初開催!ONSEN・ガストロノミーウォーキングin鳥取砂丘コナン空港・鳥取吉岡温泉を開催しました

鳥取県

2022年11月13日(日)「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin鳥取砂丘コナン空港・鳥取吉岡温泉」が初めて開催されました。鳥取県では湯梨浜町、倉吉市に次いで3ケ所目、何とか曇天で始まり、後半は少し雨の影響を受けましたが約200名が9kmのコースを楽しまれました。

【スタート(鳥取空港)】
スタートは鳥取空港コナンホール、参加者が続々と集まって来られました。お迎えイベントとして空港スタッフが制服での「しゃんしゃん傘踊り」、続いて地元保存会による「麒麟獅子舞演舞」を披露、参加者は大きな拍手で喜ばれていました。

【第1ガストロポイント】
アカイカ刺身

約2kmのかにっこ空港ロードを歩き、鳥取市の海の玄関口「賀露(かろ)」地区に向かいます。空港脇を抜け、日本海を眺めながらのウォーキング、第1ポイントの中村商店に到着。まずはアカイカの刺身、80センチにもなるロケット級のイカだそうで、肉厚でモチモチの食感、甘味が口の中で溶ろけました。会場内では、ちくわ笛の巨匠イワミノフ・アナミール・アゾースキーさんの演奏で盛り上げておられました。

【第2ガストロポイント】
亀井堂サンドイッチ

ここから湖山池青島公園までは距離があるのでバス移動、約15分程で到着。突然のガチャ、面白い趣向を凝らし参加者を喜ばせてくれます。提供メニューは亀井堂のサンドイッチ、結構なボリュームでした。池としては日本最大の湖山池、対岸に浮かぶ青島が美しく箱庭のような景色です。

【第3ガストロポイント】
鳥取牛ローストビーフ、名人の漬物

池沿いの道をウォーキング、静かで長閑な光景に癒されます。続いて鳥取牛のローストビーフ、鳥取市内唯一のワイナリー兎ツ兎ワイン赤「シラー2021」と合わせ、柔らかくジューシーな甘さがたまりませんでした。

 

【第4ガストロポイント】
塩鯖重

コースは湖畔に位置する「湖山池ナチュラルガーデン」へ、約1kmのガーデン内は道が整備され、季節毎の植物がたくさんあり市民の憩いの場です。ここでは鳥取の伝統加工品「塩鯖」を使った塩鯖重、塩がしみ込んだ鯖の肉厚な身がたくさん、ごはんとバッチリ合います。これは冷やの日本酒ですかね♪

【第5ガストロポイント】
とうふちくわ、あぞうの茹で落花生

ガーデンの終わりが次のポイント、鳥取の方には馴染みのとうふちくわ(最初のポイントで演奏されてたものですね笑)と、知る人ぞ知る鳥取市河内特産の貴重な茹で落花生を頂きました。ここからゴールまで結構な距離でしたが、途中シークレットポイントでは、地元自慢の梨が提供されました。

【第6ガストロポイント】
かに汁、鳥取牛と鳥取野菜の薬膳カレー、吉岡温泉プリン

いよいよゴール、スタートの鳥取空港に戻ってきました。外では吉岡温泉から出張足湯を設置、歩き疲れと雨天で冷えた身体を心地良く温めてくれて、参加者からは「最高!」や「ホッとする!」の言葉が自然と出てました。

最後は、やはり鳥取といえばカニ、今イベントのメインと言っていいでしょう!親がに汁を提供、豪快に半身が入っており卵のプチプチとした食感もたまりません。その温かさが身体に染み渡り、合わせて提供された薬膳カレー、締めの甘くトロける吉岡温泉あづまやさんのプリンで、充分リフレッシュ出来ました。

ゴール会場内ではSDGsへの関心を持って頂こうと、賞味期限切れのものを景品とする取組が行われていて、皆さん「もったいない、もったいない」や「期限切れでも少々は全然大丈夫!」と種類と数の多さに選び悩まれながらも、大変盛り上がっていました。

初開催でご苦労も多かったと思います。料理もそれぞれ美味しかったですが、いろいろな面白い趣向を凝らしてあって、あいにくの天気ではありましたが、とても楽しい鳥取市の一日を過ごさせて頂きました。実行委員会をはじめとするスタッフの皆様方、大変お疲れ様でございました。ありがとうございました。