イベントレポート

vol.143

初開催!ONSEN・ガストロノミーウォーキングin志摩市・伊勢えびのまち浜島を開催しました

三重県

2023年2月11日(土)「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin志摩市・伊勢えびのまち浜島」が初めて開催されました。三重県では菰野町に次いで2ケ所目の開催地となります。まだ冷たい海風が吹いていましたが、快晴の中、約150名の参加者が集まりました。3年前に開催目前で新型コロナ感染拡大の影響を受け無念の中止、念願の開催となりました。

【スタート】

海女をモチーフにしたゆるキャラ「しまこ」さんも登場、スタート前の参加者も大喜びで写真撮影、開会式冒頭では橋爪志摩市長からご挨拶を頂き、さあスタートです!

 

【第1ガストロポイント】

南張メロンと志摩あおさ豚生ハム

風光明媚な伊勢湾沿いのコースをウォーキング。前日の雨のお陰で埃が洗われ、陽も眩しく海の青さも格別です。恵比寿神社の鼻を削ってお守りにするといち早く良い漁場につけるといういわれのある「鼻かけえびす」、コミカルな表情が愛らしいです。早速一つ目のガストロポイントに到着、伊勢志摩サミットでも使用された「南張メロン」と生産量日本一をほこる志摩市の特産品「あおさ」を飼料に加えて育った「志摩あおさ豚」の生ハムが提供されました。

【第2ガストロポイント】

志摩あおさ豚のフランクフルト

ふたたび海沿いのコースをウォーキング、全国のONガスで海沿いコースの開催地は数あれど、打ち寄せる波しぶきがかかるくらいの、この迫力は圧巻でした。間もなく「ジュージュー」と炭焼きの音と香ばしい匂いがしてきました。今度は志摩あおさ豚のフランクフルトです。ボリューム満点の大きさとシャキッとした歯応えに舌鼓しました。

【第3ガストロポイント】

アップルパイと鵜方紅茶

コースは海沿いから山へと変化、続いて3つ目のポイントでは、地元で評判の「アップルパイ」全国菓子大博覧会で金賞に輝いた逸品です。サクサクとした食感と程良い甘さのリンゴ、確かに納得しました。

【第4ガストロポイント】

てこね寿司とあおさの味噌汁

コースも半分が過ぎ、また海沿いの漁港エリアをウォーキング。続いては、漁師が船上で釣った魚を酢飯にまぶし、手でこねて食べたのがはじまりとされる「てこね寿司」。やはり本場の海の幸は美味しい‼合わせて出た「あおさの味噌汁」で身体も温まりホッコリしました。お酒は伊勢志摩サミットワーキングランチで乾杯酒に採用された純米酒「作 穂乃智」後味すっきりでキレの良さがありました。

【第5ガストロポイント】

勝つお(鰹)バーガー

程なく漁港横の浜島魚市場が次のポイント、あおさ入りバンズに揚げたカツオを挟んだ「勝つおバーガー」、鰹を勝つ、カツを揚げるという勝負事の験担ぎを意味しているネーミングだそうです。お酒はラベルがお洒落でカワイイ、地元で人気の爽快な喉越しが楽しめる「イセシマハイボール」でした。

【第6ガストロポイント・ゴール】

伊勢えびの長寿汁

美味しいものの連続で、あっという間の6km、ゴールに戻ってきました。ラストはメインの伊勢えび。志摩市は伊勢えびの水揚げが全国一だそうです。その伊勢えびを贅沢に使った長寿汁、海の長寿にあやかって「長生き汁」とも言われています。つまった身とエビの出汁で甘い味覚に感激しました‼言葉はいらないですね♪

計画から4年越しの開催、地元スタッフの皆様方には多くのご苦労があったと思います。ゴールされる参加者は皆笑顔で、イベントの内容がどうであったかは容易に想像出来ました。素敵なイベントをありがとうございました。また次回も期待しています。