イベントレポート

vol.35

【第4回】ONSEN・ガストロノミーウォーキングin長門・俵山温泉を開催しました

山口県

2018年11月17日、【第4回】「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin長門・俵山温泉」が、74名の参加者が集まり開催されました。俵山温泉は最多開催の4回目、今回コースを一新。またゴール後にイベントについての俳句を詠む「ハイキングde俳句」という新しい企画。楽しみですね! 事前の雨予報も一転、温かく澄んだ秋空が広がりました、さあ、スタートです。

 


【ガストロノミーポイント①】「能満寺」メニュー:饅頭、お抹茶

秋風薫る中、最初のガストロノミーポイント「能満寺」へ向かいます。能満寺の山門が遠目から見えてきました。山門の後ろにある銀杏が色付いています。山門に繋がる参道には、カラフルなリボンが綺麗に飾り付けられていました。俵山は、地区毎でイベント準備されますが、これからのウォーキング中の気分を高揚させる飾り付けです。地元の皆様ありがとうございます。

 


「お抹茶接待」という事で、引き立てのお抹茶にお饅頭、抹茶の香りが境内中に薫って心落ち着きます。赤い布を敷いた長椅子で演出も凝っています。「秋」、「和」 合いますよねー

【ガストロノミーポイント②】「黒川農家レストラン」メニュー:秋の味覚三種盛り、地酒、野草茶

続いて本来であれば、ここから山道コースだったのですが、雨予報だったため迂回コースに変更。しかしながら程良いアップダウンがあり、心地よい汗をかけました。黒川地区にある区民館が、一日農家レストランです。秋の味覚三種盛り、竹の器も素敵です。栗、柿やはり旬のものはおいしいー!

 


車も人も少なく、止まると風の音しか聞こえません。穏やかな景色の中、角を曲がると突然子供達がたくさん・・・・!

これは俵山名物、案山子でした。今回のサプライズは学校の授業風景でした!!黒板の「今週の目標:五感全部で俵山を知ろう!!」の言葉がピッタリと嵌まるイベントになっています。重要ポイントCHECK「人が温かい!」、各ポイントでのおもてなし、温かさを十二分に感じてます。

まだまだ道程は続きます。


【ガストロノミーポイント③】「宮の台一本道」メニュー:地鶏おでん、地酒、野草茶

遠目にたくさんの幟とテントが忽然と現れました。

地鶏おでんです! 楽しみ~


鍋の中を見せてもらうと、ご覧ください。これは見るからに味が染みてますね~!地元のお酒「俵山ほれぼれ」と一緒に、ひとくち。「ん~柔らかい。」味が充分染みた鶏肉が口の中でトロけていきます。(幸)大根も甘辛く、固めの地元こんにゃくも変わった食感で最高でした!


【ガストロノミーポイント④】「俵山八幡宮」メニュー:猪汁、穂垂米のおにぎり、漬物、焼き芋、焼鳥

幸せな時間はあっという間で、もう最後のポイント「俵山八幡宮」に到着。紅葉もきれいに色付いています。

 

 

 

 

 

 


境内を敷き詰める、むした苔の上にマットを敷いて、皆寝そべっています。前回好評だった「ヨガ」が行われていました。本来寒いだろうという事で、お堂の中での予定だったのですが、余りにも天気が良く暖かったので、「外に出てやりましょう!」という事になったそうです。苔の上はふかふかで、まるで羽毛布団のような心地、木々の間から見える青空は深く、マイナスイオンを思いっきり吸収しながらのヨガはとても気持ち良かったです。まさしく「無」になれました。


長門といえば「焼鳥」ですが、今回は「長州黒かしわ」の手羽焼きです。バーベキューで目の前で焼いてくれました。焼き芋も焼き立てで、やはり出来立ては美味しいですね♪猪汁も全く臭みがなかったです。「上手に捌くとそうなります!」と長門市地域おこし協力隊でハンターの中野さんが仰っていました。「ハイキングde俳句」も皆、素材が多い俵山を題材にたくさん詠まれていました。

・「神社にて 体伸ばして 命延ぶ」

・「いちょうみち ほうびめざして さあ歩け」

・「獺祭よ 次は必ず バスで来る」

共感するものや面白いもの、力作揃いじゃないですか(驚)

負けじと私も一句、

「ほれぼれで わたしの頬も 秋の空」

(何が掛かっているかは、このレポート内でわかりますよね。)

お粗末でした・・・

(左)長門市地域おこし協力隊 中野さんと(右)大西長門市長のツーショット!

 

ウォーキングの後は俵山温泉。昔の街並みの風情が残った温泉街の中、トロトロの泉質の外湯「白猿の湯」に浸かりました。お湯が流れる音しか聞こえない露天風呂から眺めた、陽が落ち始めた茜色の空は、ヨガの時と同様「無」になれました。秋深まる俵山で、贅沢な時間を過ごさせて頂きました! ありがとう!!