イベントレポート

vol.66

【第3回】ONSEN・ガストロノミーウォーキング in 上天草温泉郷~湯島コース~を開催しました

熊本県

2019年10月20日、「第3回ONSEN・ガストロノミーウォーキングin上天草温泉郷~湯島コース~」が、40名の参加者が集まり開催されました。唐船ヶ浜コースとの2本立て、チャーター船の都合上、40名募集でしたが、あっという間に完売!熊本市内からという参加者に聞くと「熊本に住んでいても、中々湯島に行く機会がなかったので、初めてで楽しみです!」という声を多く聞きました。

【スタート】 「天草四郎ミュージアム」

例年恒例の天草四郎ミュージアムでの開会式、チャペル風の建物に異国情緒を感じます。ゆるキャラの「上天草四郎君」は大人気で、あちらこちらで参加者からの記念写真のリクエストを受けていました。四郎君の鐘の音を合図にスタートです!

 

 

 

 

 

 

 

【見学ポイント】 花海好公園

いきなりのサプライズ!「維和島みかん」がテーブルの上にぎっしり並んでいました。旬のみかんは甘い~スタッフのみかん色のジャンパーも素敵でした。

 

 

【見学ポイント】 花海好展望所

少しきつい階段を上ると、花海好展望所に到着。視界が広げて海や島々を一望、いい眺めです。写真でおわかりかと思いますが、上天草の寅さんがいらっしゃいました。ホント似てました。

 

 

【ガストロノミーポイント①】 「スパタラソ天草」

メニュー: 福連木豆腐の丸揚げ、寄せ豆腐サラダと鯛漬け造りの三種盛

展望所を下りると、第1ガストロポイントの「スパタラソ天草」に到着。温泉施設ですが、それは後のお楽しみとして、三種盛を頂きました。綺麗に盛り付けられていて、お洒落です。やはり料理は味だけでなく、見た目も大事ですよね!

 

 

【ガストロノミーポイント②】 「鳩の釜公園」

メニュー: 天草大王炭火焼き天草地中海スタイル

海沿いの道を、湯島への船に乗る鳩の釜公園へ向けて歩きます。車も少ないので、雑音が無く静かです。自分の足音と波の音しか聞こえません。都会の喧騒を忘れる、贅沢な瞬間ですね。

第2ポイントの「鳩の釜公園」に到着。こちらも白の洒落た食器に天草大王の炭火焼きが盛り付けられていました。地鶏の歯応えがあり、とても美味しかったです!

 

 

 

いよいよここからが、湯島コースの始まり、船着き場からチャーター船に乗船します。

 

 

 

 

 

 

 

15分程ですが、海が少々荒れていて、波しぶきが高くスリル満点の船旅でした。

 

 

湯島に到着!湯島は「猫島」と言われる程、猫が多いので有名ですが、島に入るやいなや、たくさんの猫があちらこちらから出て来て、まるで参加者を歓迎しているようでした!

 

 

 

 

 

また湯島は、天草四郎が島原の乱を企てる話しをしたところという事から「談合島」とも呼ばれています。歴史浪漫のある島でもあるんですね。

 

 

 

 

【ガストロノミーポイント③】 「日の出荘」

メニュー: 湯島鯛の塩焼きとサザエのつぼ焼き

湯島で最初のガストロポイント「日の出荘」に到着。地元湯島で獲れた鯛の塩焼きとサザエのつぼ焼きです。やはり上天草といえば海産物ですよね。荒波で身の引き締まった鯛の白身、塩加減も程よく最高でした!

 

 

 

 

【見学ポイント】 湯島灯台

海の真横を歩き、湯島灯台を目指します。大正5年(1916年)に造られ、100年以上も海の安全を守ってきた歴史ある灯台で、「恋する灯台」にも認定されています。地元ガイドさんの説明に参加者は熱心に耳を傾けていました。灯台に描かれている猫の絵が可愛い!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湯島灯台を後にし、諏訪神社に到着。ここでサプライズ!「芋クッキー」が提供されました。甘いものが疲れて来た体を癒してくれますね。

 

 

 

 

更に歩みを進め、島を横断した形で東端の「ぼんやりカフェ」に到着。ネーミングがいいですよね~ 目の前が海の絶景、一日波の音だけ聴いて、ぼんやり眺めていたくなるような景色です。

そこで、またまたサプライズ、「アジフライ」が提供されました。オーナー自ら、今日のイベントのためにアジを釣ってきて準備してくれたそうです。感謝! 揚げたてのホクホクで衣のサクッサクッとした食感が溜まりませんでした!!

 

 

 

 

 

 

 

【ガストロノミーポイント④】 「湯島公民館」

メニュー: 湯島の郷土ずしと鯛のお吸い物

サプライズ続きで嬉しい限りですが、湯島最後のガストロポイント「湯島公民館」にて郷土ずしと鯛のお吸い物を頂きました。少し海風が冷たくなってきましたが、鯛の出汁がギュっ詰まったお吸い物でホッコリ温まりました。

 

 

 

 

 

 

防風林の木として島を百年以上守り続けている、ハートの樹「あこうさま」

 

 

 

 

 

船で15分程で着く近い島ですが、ゆっくり時間をかけて回り、湯島に触れ感じた事で、何か遠くへ旅したような気分になりました。湯島のゆったりとした時間の流れがそうさせたんですかね!?参加者はそれぞれの思いを胸に、帰りの船に乗り込みましたが、皆さん総じて穏やかな表情だなと感じました。心が豊かになるとはこういう事なんでしょうね。

【ガストロノミーポイント⑤】 ゴール「宮津海遊公園」

メニュー: レモンケーキ

最後は、宮津海遊公園がゴール!唐船ケ浜コースの参加者もゴールされています。ゴール横断幕で記念撮影する方、マッサージコーナーでくつろぐ方、思い思いに過ごされています。さあ私も、この後は楽しみの上天草温泉に浸かり、疲れた体を癒そう!