イベントレポート

vol.70

ONSEN・ガストロノミーウォーキング in 台湾【台中】を開催しました。

台中

まだ、肌寒い日本を離れ、台湾へ。東京羽田からだと4時間弱。あっという間のフライトを楽しみました。
到着すると気温はなんと30度近くも!日本から離れたんだとヒシヒシと感じます。
日本各地の温泉地を中心にONSEN・ガストロノミーウォーキングを開催してもらい、既に63回もの開催実績、約15,000名にも上る参加者数となっていますが、この取り組みを是非、海外でも!ということで、今回初めて海外で開催することとなりました。
日本のお隣の国、台湾はとても親日家であり、そしてここ台湾にも素晴らしい温泉がたくさんあります。グルメで訪れた人々を楽しませてくれる。
ONSEN・ガストロノミーウォーキングの開催にはピッタリです!
今回の舞台は台湾第二の都市と言われている『台中』です。台北が東京とするならば、台中は名古屋という位置づけでしょうか?
台北からは新幹線で1時間弱、日本統治時代の趣が残る文化都市です。今回のウォーキングのテーマは「日本統治時代の建築遺産を巡る」。
日本からたくさんご参加いただき、そして台湾各地から集まっていただいた皆さんとともに、20名前後のグループに分かれてガイドさんに付き添ってもらって歩きます。
言葉の壁もこれて安心。台中の歴史文化を食とともに思いっきり楽しみます!!

【開会式・スタート】@台中公園



開会式です。台中市の皆様より大歓迎、大セレモニーを催していただきました!ビックリするのは、地元のメディアの数!そして地元を代表する方々がたくさん開会式に参列していただき、海外初となるONSEN・ガストロノミーウォーキングの開催を心より歓迎してくださるお姿に、もう言葉にならない感謝と感激の嵐です。
当日イベントを支えてくださるスタッフの皆さんもたくさん!学生さんたちもロゴを貼ったTシャツを着てスタンバイ。

各班約20名程度、9グループに分かれ、ガイドさんに連れられて出発します。イヤホンガイドを耳に付け、歩きながら色んな説明が聞けます。

私のグループのガイドさん。今日は一日宜しくお願い致します!


いざ!台中市内の雑踏の中へ。街中には至るところに立派な案内板も取り付けてもらいました。嬉しすぎてテンションMAXです♪

台中の台所、『第二市場』の前を通ります。今日はこちらで有名な紅茶や肉燥飯もメニューに入っているので、楽しみです。

ガストロノミーポイント@台中文学館【生グァバ梅粉付+トマトの漬物+名物落花生】

スタートから1.8キロ。到着した台中文学館は、日本統治時代の警察官舎群だったそう。確かに建物は昔の平屋建て日本家屋。その建物を現在は文学館として一般公開されています。
先ずはじっくりと説明を聞きます。


そして、お待ちかねの最初のお食事です!メニューは『生グァバ梅粉付+トマトの漬物+名物落花生』

 


台湾では定番の食べ方、生グァバに梅粉を付けていただきます。グァバは瑞々しくて、シャキシャキ。噛むとジュワっとほんのり甘い水分がお口の中で広がります。初めて食べるこの食感。
そして台湾ではトマトを漬け物にするのも定番とのこと。お漬物というか、甘さが際立つピクルスのよう。
台中名物の落花生は殻を割ってビックリ!皮が紫色です。紫のお野菜って、とっても体に良いっていうし、この前菜3点食べて胃が活発化してきました!
これにハチミツライチ酒のソーダ割りをグビっと。


みんなで美味しく頂きました。食後は圧巻のガジュマルの木の前で記念撮影。それにしても立派です。


ガストロノミーポイント@春水堂創始店【タピオカミルクティー】

台中文学館を出てわずか500m。お次はみんなが楽しみにしているタピオカミルクティーです!日本でも大人気のタピオカドリンク。それを初めてメニューにしたのが、台中にある『春水堂』です。本家本元の味をその場でいただけるとは、これ以上にない贅沢です。
こちらは、お茶専門カフェ。台湾でお茶といえば温かいものをお店で飲むのが主流でした。そこにバースタイルで気軽に冷たいお茶を飲むというコンセプトを生み出したのが春水堂なのです。


みんな一斉にスマホを準備!撮影タイムです。気持ちわかります!

冷たくって美味しい!参加されていた台湾の方に伺うと、台湾でもチーズ味やら色んな新しいタピオカドリンクが人気だとか。

 

ガストロノミーポイント@台中刑務所演武場【洪瑞珍の三明治/サンドイッチ】

次のポイントまで、またまた500mの近さ。タピオカミルクティーをチュウチュウいただきながら進みます。
刑務所って昔、刑務所だったところ?って思ってしまいますが、説明を聞くと、日本統治時期、看守(刑務官)や警察の方々の日常鍛錬が行われた武道館舎、台中に唯一残る演武場で、そのままの状態で保存されているとのこと。保存と建築研究の価値が極めて高い建築物だそうで、80年以上前の歴史ある日本の建築物が台中で大事にされていることに感慨深い思いです。
演武場の中では、台中の小さい子供さんたちが一生懸命剣道の練習に勤しんでいました。


こちらでは『洪瑞珍の三明治(サンメンジ)』を。三明治とはサンドイッチのこと。洪瑞珍の三明治と言えば、昔から地元で大人気で、みんな知ってる懐かしいお味だそう。台湾のマヨネーズが甘いって初めて知りました。その甘い台湾マヨとホイップクリームを塗ったパンにハムを挟んだものがオリジナルの『原味』、更にチーズを入れたものが『満漢』。日本のサンドイッチにはない初めてのお味、なのにどこか懐かしい味、日本の皆さんにもとっても喜んでいただきました!



こちらにも立派なガジュマルの木が。パワーをいただけそう。


ガストロノミーポイント@旧台中州庁舎・旧台中市役所【肉燥飯+肉丸とスープ 】

お次の建物も凄いです。日本統治時代に官公庁として使われた官庁建築物。バロック建築式洋館で、設計は台湾総督府などで知られる建築家 森山松之助氏。

その前の通りには、旧台中市役所。こちらの設計は代表作に日本銀行本店、東京駅丸の内駅舎、台中駅などを手掛けた辰野金吾氏作で、辰野式建築と言われています。今は中をリノベーションして、ノスタルジックなカフェや展示場として活用されています。

見学を済ませた後は、お食事です。旧台中州庁のお外でいただきました。メニューは台中の台所、第二市場の大人気店「嵐」の『肉燥飯+肉丸とスープ』。これがボリューム満点!!日本でもよく知られている魯肉飯(ルーローファン)は豚ばら肉を賽の目に切ったものを、たまり醤油のような醤油をベースに煮込んだもの、肉燥飯(ローザオファン)は豚赤身肉のひき肉で作られているとか。

美味しい!地元グルメでありながら、日本人の口にもすっごく合います。スープはとっても優しいお味。冬瓜?と海鮮団子が入ってます。
そして嬉しさの止め、台湾ビールが!とっても蒸し暑い中、冷たいビールをいただき、気分は最高です。
ビールの他にも、これまた第二市場の人気メニュー、老賴茶棧の冷たい紅茶。紅茶はタンクにあらかじめ作ってあるのをカップに汲んで渡すというレトロさが売りです。


みんなで乾杯!台湾ビールって、軽いテイストで飲みやすく、お日様の下でいただくにはバッチリです。

さて、食後は皆さんと記念撮影。どこでもいつても「皆さん、記念撮影しますよ~」と掛け声が。台湾の方は記念撮影がお好き?
とっても素敵な美人スタッフさんがカメラマンに。あまりにも魅力的なお姿に、思わず後ろも前もパシャリ。


ガストロノミーポイント@全安堂台湾太陽餅博物館【筍餅+ワンタン+太陽餅 】

次のポイントです。台中と言えば太陽餅、太陽餅と言えば台中、というほどの名物銘菓。何層にも重ねられたサクサクとしていて多少粉っぽい皮の中に、もちもちとした餡が包まれているのが特徴です。太陽餅の由来は諸説あるようですが、一説では日本人が日本の国旗(日の丸)にちなんで名付けたなんてお話も。至るところに太陽餅店が軒を連ねてます。まさしく、太陽餅通りと言ってしまいたくなる数。


ポイントの全安堂台湾太陽餅博物館は元は薬屋さんだった建物ををリノベーションして、太陽餅の製造、販売のみならず、その歴史や色んなアートなものまで展示されている素敵なスポット。本日は2階スペースを貸し切りにして利用させてもらいます。


メニューは寧菠小館の人気メニュー『筍餅とワンタン』そして太陽餅。大根餅は日本でも有名ですが、筍餅は初めて。これがモッチリとした生地に刻まれた筍が小気味良いアクセントになっています。こちらお土産としても不動の人気NO,1との事です。
ワンタンも皮がトゥルルン、モッチモチ。餡のお肉もお野菜もタップリ。


お酒は台湾紹興酒。そして台湾の萄醉という赤ワイン。こちらの赤ワイン、とっても甘いお味です。年代限定になるかもしれませんが、むか~し日本で流行った赤玉パンチってこんな味だったんじゃ??なんて言いながら楽しく飲みました。
ソフトドリンクも台湾を代表するメジャーなものが。黒松沙士、いやはや一口飲んでビックリ!!!なんといいますか、サロンパスの味?面白いなぁ。


見学ポイント@旧台中駅舎

太陽餅博物館から台中駅までは僅か500m。台中市のど真ん中。新しいピカピカ巨大駅舎と古い駅舎が横並び。時代の流れが一目でわかります。旧駅舎は二代目で、こちらも日本統治時代に建てられた歴史的建造物。移築はせず、このまま残していくそうです。


過去の時代に思いを馳せます。色んな人がこの駅舎を闊歩していたんだなぁ。

有名な「宮原眼科」(元は眼科医院だった建物をリノベーション、現在はパイナップルケーキやアイスクリームを販売している超絶大人気店。)を横目に次のポイントへ進みます。

 

 


ガストロノミーポイント@第四信用合作社【アイスクリーム (マンゴー・紅茶・チョコレートから選択)】

何とも堅苦しい名前ですが、こちらも昔は銀行だったところをリノベーションして、現在はアイスクリーム屋さんになってます。宮原眼科の姉妹店。到着するなりビックリしたのは、現地の方の長蛇の列。どれだけの人気店か伺えます。

嬉しいことに、参加者の皆さんは事前にオーダーを済ませているので、この行列に並ぶことなく、選んだアイスクリームを持って店内でゆっくりいただきました。たくさんあるアイスクリームの種類の中、今回はその中でも人気のチョコレート、マンゴー、紅茶の3種類を選ぶシステム。上にはパイナップルケーキかチーズケーキのトッピング。


暑い中でのオアシス。ゆっくりじっくり美味しいアイスクリームもみんなでいただきました。それにしても店内は若い人で大賑わい!

ゴール@台中公園【寧菠小館の台湾創作料理盛り合わせ】

帰って参りした!歩行距離数6.5キロ。スタートしたのは10時半、到着したのは15時過ぎ。ゆっくりたっぷり台中市街を皆さんと一緒に堪能尽くしました!
普通の観光の数倍台中を楽しめた気分です。ゴールではたくさんの地元スタッフの学生さんたちに出迎えていただきました。


先程、デザートを食べたのですが、実は今回の一番のメインとなるお皿は、ここゴールで振舞われます。

身体にも優しい地元産、オーガニック食材にこだわった台湾創作料理の一皿。このビジュアルを見てしまうと、お腹いっぱいなんて言いながら、思わず箸が進みます。こちらのお料理、筍餅とワンタンを作っていただいたお店、寧菠小館さんに作っていただきました。何せ、台中で美味しいお料理を出すところを紹介してくださいとお願いしたところ、一番に名前が上がったお店です。美人シェフが手塩にかけて作ってくれた美味しいお料理。

どれも美味しいのですが、一番のおすすめのご紹介。


シェフ自ら振りかけてくれているのは、紅茶の風味があるお茶の葉っぱです。これをレモンスライスの上に載せてもらいます。それを一口で味わうと、なんとレモンティーの香り、味が楽しめます!このメニューの名前は『食べるレモンティー(鮮嗜檸檬紅茶)』
それ以外、新社の椎茸グリル、長ネギと豚ひきの揚げ物、台湾キムチ(黄金泡菜)、腸詰・梨山りんご・野菜・もち腸詰の串料理(彩虹串串心)などが彩よく盛り付けられています。


皆さんも笑顔で楽しんでくれてます。
飲み物もた~くさん!台中のお酒『高梁酒』、『ウィスキー』、『焼酎』などなど。
お酒以外では、ザクロやパイナップルなど色んな種類のサワードリンクをご用意。


ガイドさん、スタッフの皆さん。ゆっくり食べてくださいね。有難うございました!


たくさんの金品旅行社の皆さん、有難うございます!
そしてそして台中市観光旅遊局の皆さん、本当に有難うございました!!


初となるONSEN・ガストロノミーウォーキング、沢山の方に支えられ、無事開催することができました。
そして参加された方からも沢山の笑顔をいただきました。このイベントを通して、台湾が好きになったと嬉しいお言葉も頂きました。
まだまだ小さな一歩ですが、今後も台湾で開催をしていき、一層の台湾日本の交流が深まるきっかけになればと切に思います。
台湾の皆さん!是非、日本のONSEN・ガストロノミーウォーキングにも参加しにきてください!!待ってます!!!