イベントレポート

vol.30

【第2回】ONSEN・ガストロノミーウォーキングin岩木山 レッツウォークお山参詣を開催しました

青森県

日本各地にその地域を代表する名山がありますが、青森県津軽地方にも、日本百名山に選ばれている「岩木山」があります。頭に「お」を付け「お岩木山」とも呼ばれ、地元の自然崇拝のシンボルとして古くより親しまれています。前日、車で弘前入りすると眼前に、標高1625mの堂々というかどこか凛々しい姿が現れました。さすが日本百名山!圧倒されます!!そのお岩木山に参詣するお祭りとONSEN・ガストロノミーウォーキングがコラボした、他のイベントには無い形です。半纏に鉢巻姿で、行列になり岩木山神社を目指します。

2018年9月9日、2018年度秋シーズン最初の「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin岩木山 レッツウォークお山参詣」が、372名の参加者が集まり開催されました。当日朝はあいにくの雨、結構強く降っていました。開会式前に催行判断の会議が行われました。コース短縮か予定通りか、実行委員会の方々はこの日のために準備してきた期間の事を考えると、熱い思いで簡単にコース短縮とは判断出来ません。その時です、雨が小降りになり、空が少し明るくなり始めました。メンバーは何も言わなくても同じ思いでした。「予定通り出発」事務局長の言葉にメンバーはそれぞれの持ち場に就きました。



「岩木山お山参詣」と書いてある標旗を先頭に行列は出発しました。その後ろに御幣、囃子、大旗小旗およそ350名からなる行列は「サイギ サイギ ドッコイサイギ」の唄声に合わせ、勇壮に進みます。いつしか雨も止み、岩木山も祭り開始を待っていたかのようにはっきり見え始めました。最初の休憩場所「野市里 ANEKKO」に到着しました。



【ガストロノミーポイント①】「野市里 ANEKKO」メニュー: 茹で嶽きみ、嶽きみソフトクリーム、きのこ・山菜たっぷりソーメン

地元の名物「嶽きみ」です。まさに旬のこの時期は、岩木山スカイライン沿いに「嶽きみ」の露店が軒を並べます。ただのトウモロコシではないかと思っていた私は、一口かじって驚愕しました「甘い!」、これは野菜では無く果物の甘さでした。嶽きみソフトには濾したとうもろこしが入っています。これも「甘い!!」本当に美味しい~。

更には秋の味覚きのこに地元の山菜を和えた物を乗せたソーメン。体に力を漲らせます。



【ガストロノミーポイント②】「新法師」メニュー: 嶽きみロールケーキ、岩木山養蜂はちみつレモン水

道は岩木山へ向け、登り坂になってきました。持っている御幣の重さが更に重く感じます。次のガストロノミーメニューは嶽きみのロールケーキ、確かにこの甘さはスイーツ向きですね♪これまた地元岩木山養蜂でとれたての蜂蜜をレモン水で割った「はちみつれもん」、体に染み込み、力が湧いてくるようです。


 


【ガストロノミーポイント③】「岩木山観光りんご園」メニュー: 生りんご

岩木山が段々近づいて来ました。その雄姿が増々大きくなって来ました。

青森といえばやはり「りんご」。旬には少し早いですが、この時期一番乗りの早生の「りんご」です。これも甘い~、とうもろこしや蜂蜜もそうでしたが、嫌味な甘さが残らないスッキリとした甘さです。


 

これ何だかわかりますか?? 「りんご芯抜器」 温暖なところで育った私は初めて見ました。 一瞬で芯を抜いて8つ切りにしてくれます。不器用な私にはとても便利です!


【ガストロノミーポイント④】「白神商店」メニュー: 岩木山神社の御神水、りんごジュース

もう岩木神社はすぐそこです。奉納が近づいて参りました。岩木山神社の御神水を飲み、体を清めます。りんごジュースで疲れた体を癒します。


 

 

 

 


 

無事350名、岩木山神社へ奉納をする事が出来ました。担いできた大旗も参道にたてられました。みなさんお疲れ様でした。

奉納が終わり下山していると、鼻筋に白い化粧を塗られ、檜の葉を渡されました。「バータラ バータラ」と登りの唄と変わり、檜を持った手を横に広げたり閉じたり、飛び跳ねながら下山します。登りと下りで唄が違うんですね。どこか滑稽な姿です。面白い!


 

 


【ガストロノミーポイント⑤】「岩木文化センターあそべーる」メニュー: 地元名物いがめんちと山菜料理のお弁当、きのこ汁

スタートの「あそべーる」に戻り、お疲れ様会が始まりました。

地元名物いがめんち(いかげそと野菜のすりみを揚げたもの)お酒が何杯でもいけそうな珍味と山菜料理が入ったお弁当です。きのこ汁は雨天で気温が12~3度しかなく、冷えた体を温めてくれました。


 

 


地元の「津軽三味線」や「津軽民謡」などが披露され、会場は同じ祭りを終えたもの同志の一体感に包まれ盛り上がりました。

地元の高校生ボランティアも70名近く手伝ってくれました。弘前市内で育っても「祭りに出た事ない」とか「お岩木山に登った事ない」という学生達も多く、今回の参加で「改めて地元弘前市の良さを感じました」という事を口々にしていました。よい経験になったかと思うと、ONガスイベントの深さを再認識させられました。会場を出るとまた強い雨が降っていました。岩木山も雲で全く見えなくなっています。イベントの間だけ少々の雨ですんだ事に、まさに「神がかり」的なものを感じました。