イベントレポート

vol.124

初開催!ONSEN・ガストロノミーウォーキングin水源地の村・かわかみを開催しました

奈良県

10月29日(土)関西エリアでは初めての「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin水源地の村・かわかみ」が、爽やかな秋晴れの中、200名の参加者が集まり開催されました。

村の面積の約95%が山林、その殆どが吉野杉や桧、吉野川の源流の清く澄んだ川沿いの約7kmのコースでした。

【スタート】
白川渡オートキャンプ場からスタート、関西のONガスファンにとっては、待ちに待った開催、ワクワク一杯です♪栗山村長もたくさんの村外からの参加者に「川上村の良さを体験してもらえる」と手応え十分。

【第1ガストロポイント】
ゆず羊羹、火打ち餅、ほうじ茶(波津茶)

まずは甘いものでエネルギー充填、地元婦人会の方が温かいおもてなし、癒されます。

川沿いのウォーキング箇所では、透き通った水で魚が泳いでいる姿もはっきりと見れました。さすが水源地!

【第2ガストロポイント】
あまごの塩焼、日本酒「小角」、みかんジュース「きわみ」

清流の女王とも呼ばれる「あまご」異名に反し、鮎と異なり動物食性という獰猛な面も持つ。清流の水で身が引き締まった塩焼きは絶品!!提供のお酒「小角」とバッチリ合いました。「別料金出してでも、もう一匹食べたい!」という方も結構いらっしゃいました。

 

【第3ガストロポイント】
柿の葉寿司、にゅう麺「奥吉野高原の糸」、日本酒「風の森」

奈良県の食べ物で先ず思いつくのは「柿の葉寿司」じゃないでしょうか。地域それぞれ味が独特で、川上村の家庭では酢ではなく塩で鯖をしめるそうです。合わせたにゅう麺の温かさが身体に染みます。

【第4ガストロポイント】
大和茶チーズケーキ、薬味クッキー、コーヒー

吊り橋の揺れに少しドキドキしながらも、吉野杉の山並み、合間を流れる川景色にうっとり。川の流れる音だけの静けさに日頃の喧騒を忘れさせてくれます。ここでコーヒーブレイク、心和む穏やかな時間を過ごせました。

 

【第5ガストロポイント】
焼きそば、ビール「良狼」

当初、「川上村=焼きそば?」って感でしたが、地元商工会「なでしこ会」の方々が作る焼きそば、村内イベントで大好評で欠かせないものとの事。甘辛いソースがモチモチの麺に絡み、確かに美味しくやみつきになりそうな味でした。作られる皆様方の愛情もたっぷり注がれてるという事でしょうか。

【第6ガストロポイント】
こんにゃく、日本酒「初桜」

国産こんにゃく芋とおいしい水、木灰汁で手作りされた無添加こんにゃく。おススメの柚子みそが、更に美味しさを際立たせてくれました。これはお酒好きにはたまりません♪

 

 

【第7ガストロポイント】
吉野鹿のジビエ料理、土倉ワイン

再び川沿いをウォーキングも終盤ゴール手前、鉄板でジュージュー焼く音と香ばしい匂いがしてきました。奧大和の豊かな自然で育った鹿のジビエ料理、丁寧に処理されているため、臭みも全くなく、とても柔らかい食感が最高でした。また今回の目玉、地元吉野林業の生みの親「土倉庄三郎」のご子孫が、アメリカで営むワイナリーで誕生した希少な赤ワインが絶妙にマッチしました。

【ゴール】
美味しく楽しい一時は、あっという間と感じるくらい充実していました。マルシェでは旬の柿や提供メニューで好評だった柿の葉寿司が次々と売れていました。

過去に計画はありましたが、台風被害や新型コロナ等で中止になり、「村」のONガス開催は実質初めてとなった奈良県川上村、
人口1,000名程の場所で200名をおもてなし。イベント終了後の参加者の殆どが、地元の人との楽しい触れ合いが出来たと笑顔で話されていました。初開催にもかかわらず、アンケートの総合満足度は99%、提供メニューが左右するガストロノミー満足度は100%という快挙な結果となったのも納得出来ます。
人口の大小に関わらず、参加者に充実した喜ばれる内容に出来るのが、ONガスイベントの魅力なのかもですね!準備や運営にご尽力頂いた地元実行委員会の皆様方、本当にありがとうございました。お疲れ様でございました。またの開催を心待ちにしております!!