イベントレポート
vol.8
ONSEN・ガストロノミーウォーキングin上天草温泉を開催しました
11月5日、朝から雲一つない青空が広がる中、熊本県上天草市でのONSEN・ガストロノミーウォーキングが開催されました!定員240名のところ、集まった参加者は定員越えの260名!ONSEN・ガストロノミーウォーキングは満員御礼がほとんど!嬉しい限りですね。
「上天草」といえば「天草四郎」、そして最近ではお笑い芸人ロバートの秋山さんのPR動画が有名ですね。
今回ONSEN・ガストロノミーウォーキングに参加して、上天草の食や景色、温泉など、実際に自分で訪れてみたからこそ分かる発見が私たちを待っていました。
スタート場所は「宮津海遊公園」。目の前に海が広がり、最高の夕日を望むことができます。出発の前に、上天草市の特命係長「上天草 四郎くん」と一緒に四郎くん体操をして体をほぐしました。
ガストロノミー①~上天草真鯛のパピヨット~
参加者がまず向かったのは「花海好公園」。公園周辺では天草の名産「天草砥石(といし)」が産出され、江戸時代以前から農機具・刃物の砥ぎ石として利用されていました。ここでさっそく第1のガストロノミーです。「上天草真鯛のパピヨット」。パピヨットとは食材を紙で包んで焼いた料理です。トマトなどお野菜との彩がとても綺麗ですね。お食事は見た目・盛り付けも非常に重要だなぁと改めて感じます。
そして地元の高校生ボランティアスタッフも各ポイントで大活躍!この日、高校生の笑顔が参加者の心をがっちり掴みました。
お魚料理を楽しんだ後は、温泉施設「スパタラソ天草」を経由し、「花海好展望所」へ。高台に位置したこの展望所からは360度のパノラマ眺望を楽しむことが出来ます。帆船をイメージした展望所でフォトスポットとして人気です。最近でいえば、「インスタ映え」といったところでしょうか。
ガストロノミー②~車海老の塩焼き~
海岸沿いをしばらく歩きます。海を望みながらのウォーキング、とても気持ちがよいですね。
「鳩の釜公園」に着きました。ここで第2のガストロノミー。「車海老の塩焼き」です。日本有数の生産量を誇る上天草の特産・車海老。プリッと身が引き締まった抜群の美味しさを楽しむことができました。
ガストロノミー③~天草大王のコロコロ焼き~
車海老に舌鼓を打った後は、野釜大橋を渡ってここで野釜島「唐船ケ浜」へ。透明度の高いビーチで波も穏やか。遠くには雲仙普賢岳を望むことができます。
ここで第3のガストロノミー「天草大王のコロコロ焼き」。あの幻の地鶏、天草大王の登場です!シェフ自らが盛り付けたコロコロ焼き、おしゃれ!!さらにお皿も紙皿でなく、陶器のお皿を使用するなど凝っています。ONSEN・ガストロノミーウォーキングは、単なる食べ歩き・試食ではありません。それぞれのガストロノミーポイントで一品ずつお料理が提供され、ウォーキングをしながらコース料理をいただくことができるというコンセプトです。そしてお酒好きの方にはお待ちかね、ここで麦焼酎「天草四郎」など天草のお酒もふるまわれました。地鶏のコロコロ焼きととてもよく合います。
ガストロノミー④~たこめし・だご汁~
来た道を戻りながら「鳩の釜漁港」へ。ここで第4のガストロノミー。「たこめし・だご汁」です。天草の郷土料理を味わいます。天草は「たこ」も名産。ふっくらご飯との相性抜群!そしてだご汁。昔から地元で愛されてきた郷土料理、体が温まりますね。
郷土料理をいただいたら、なんと乗船!「歩く」ことに拘り過ぎず、その地域の代表的な足を使ってめぐるのもONSEN・ガストロノミーの良いところですね!湯島商船で鳩の釜漁港から熊本県水産研究センターまで移動します。少し疲れもでてきた体に船での移動は心地よく、潮風を浴びながら天草の海を眺めます。
ガストロノミー⑤~晩柑ゼリー~
さて、下船したところで、第5のガストロノミー、デザート「晩柑ゼリー」です。あまくさ晩柑は、果汁が多く、さわやかな酸味と上品な甘さが美味しいミカンです。食後の柑橘のゼリー、さっぱりしますね!
そしてゴール!スタート地点に戻ってきました!約8kmのコースでしたが、天気にも恵まれ、そして、大変おいしい上天草の食事をいただくことができ、大満足のウォーキングでした。小さなお子さまも頑張りました!
そして、ゴール地点では、地元の特産品の販売もありました。お土産にもうれしいですね。
最後に市内の温泉施設で使える温泉券をもらい、温泉の力で疲れを癒しました。
晴天の中開催されたONSEN・ガストロノミーウォーキングin上天草、大成功です!!ごちそうさまでした♪