イベントレポート
vol.18
【第3回】ONSEN・ガストロノミーウォーキングin別府を開催しました
銭湯大使 ステファニーさんの体験レポート(日本語)
銭湯大使 ステファニーさんの体験レポート(フランス語)
おんせん県おおいたを代表する温泉地、別府八湯の中でも湯の花小屋や湯けむりが立ち昇るノスタルジーな原風景が続く、明礬(みょうばん)温泉から鉄輪(かんなわ)温泉をめぐる約7㎞のコースに240名が参加、源泉数・湧出量ともに日本一の別府温泉の熱を活用した「地獄蒸し」料理と大分の味覚を大分の銘酒の数々とともに楽しんでいただきました。今回は地元人気レストランのシェフが腕を振るった料理も登場、グレードアップして3回目の開催です。
ガストロノミーポイント① べっぴょんのミネラルウォーター@別府公園
あいにくの雨の朝でしたが、皆さんの熱気が雨雲を吹き飛ばし、いつしか新緑がまぶしい 五月晴れに! 別府八湯の源の地下水をボトリングした天然水「べっぴょん」を持って、いざ出発!
ガストロノミーポイント② ゆずこしょうとり天/温泉蒸したまご@明礬湯の里
江戸時代から300年続く湯の花小屋で湯の花の製造過程を見学した後は、大分発祥の「ゆずこしょう」と「とり天」という相性抜群の取り合わせを温泉蒸したまごと一緒に味わい、ガストロノミーウォーキングのスタートです。
ガストロノミーポイント③ 地獄蒸したまごサンドイッチ@岡本屋売店
地表から勢いよく噴出している温泉蒸気と湯の花小屋を見ながら坂を下り、岡本屋売店に到着。 地獄蒸したまごをふんだんに使ったボリューム満点のたまごサンドイッチ。 あちらこちらから「まいう~」、いや「おいし~い」の声が聞こえてきました。
ガストロノミーポイント④ 別府湾ちりめんの釜揚げシラス/安心院(あじむ)ワイン@鉄輪地獄地帯公園
五月晴れの新緑の中をしばしのウォーキング
魚介類の宝庫、別府湾で採れた新鮮なちりめんを豪快に釜揚げした逸品を、ミス別府もおすすめの芳醇な安心院ワインとともに。
ガストロノミーポイント⑤ 地獄蒸し焼きプリン@海地獄
地獄めぐりの中でも最大の海地獄、美しいコバルトブルーですが、その温度はなんと98℃。
隣接した池では温泉水で栽培したスイレンがきれいに咲き誇っていました。足湯も楽しめます。
別府を代表するスィーツ「地獄蒸し焼きプリン」、地獄の温泉水や地元産の食材を使って蒸して焼き上げた昔ながらの無添加無着色、手作りの濃厚な味です。
ガストロノミーポイント⑥ 汽鍋(チーコー)料理/低温ドライ@蒸士茶楼(むしちゃろう)
湯けむり昇る鉄輪温泉の中心街へと進みます。低温スチームと50℃洗いで調理した輝くようなスープと低温ドライのフルーツ。汽鍋料理を食べると美人になれるとのことですが、さてさて効果のほどは???
ガストロノミーポイント⑦ 海老の地獄蒸し@大黒屋
湯けむりの下での共同浴場や旅館、湯の花製造所などを見ながら、湯治旅館「大黒屋」へ。地獄蒸し料理は、シンプルながら素材本来の味を引き出しています。
ガストロノミーポイント⑧ 温泉コンフィチュールのカナッペ@冨士屋
別府で唯一残る明治時代の旅館建築をギャラリーに再生した室内で、絵画を鑑賞しながらのカナッペ。天然蒸気でゆっくり蒸した果物をジャム状にし、フランスパンと一緒に楽しむデザート料理。低温で蒸されたフルーツはうまみと甘みが凝縮されています。
ガストロノミーポイント⑨ 蒸しシフォン/地獄蒸しのオードブル盛り合わせ@柳屋・オット エ セッテ 大分
柳屋でのほっかほっかの蒸しシフォンの後、鉄輪の大人気レストラン「オット エ セッテ 大分」のシェフが作る本格的な「地獄蒸しイタリアン」のオードブル盛り合わせ。
精練されたレストランサービスと地元焼酎「鉄輪」が料理に花を添えます。
ガストロノミーポイント⑩ 豊後牛と野菜の地獄蒸し/大分地酒試飲@大谷公園
石畳のいたるところから立ち昇る湯けむりは、昔ながらの湯治場の雰囲気を醸し出しています。
ラストの料理は、大分県産の黒毛和牛「豊後牛」と野菜を蒸し上げた一品。
ずらっと並んだ大分の銘酒とともにいただきました。
ガストロノミーポイント⑪ お土産 温泉本@花きグループ
ゴールでのプレゼントは、別府温泉めぐりの虎の巻「別府八湯温泉本」。ガストロノミーウォーキングのあとは、別府八湯めぐりにGO!心もお腹もすっかり満たされました。おつかれさまでした。