イベントレポート

vol.104

第4回 ONSEN・ガストロノミーウォーキング in 上天草温泉郷を開催しました!

熊本県

2021年11月27日(土)、晩秋の晴天のもと「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin上天草温泉郷」が開催され、102名がお越しになりました。アッという間に満員となった今回のウォーキング...美食が楽しみなみなさまに不動な人気の上天草です!!

【スタート】 二号橋公園

今回からコースを一新して、全行程10km、歩くのは約6km、最後にクルージングが約4kmのコースです。海に囲まれた上天草の自然と秋の味覚のウォーキングの出発では、参加されるみなさまの期待の笑顔でいっぱいです。主催者からの注意事項をよく聞き、元気に出発!

スタート&ゴールの二号橋公園では、上天草四郎くんがみなさまをお出迎えし、スタートを見送ってくれました。





まずは2号橋を歩いて渡りますが、海風が強く歩道が狭いため、1列縦隊でドキドキしながら慎重に進みます。天草五橋の一つを歩いて渡るとは貴重な体験です。

【ガストロノミーポイント①】 カフェ・カーニャ
メニュー:海鮮アヒージョ 里芋とあおさのポタージュ

最初に天草ビジターセンター横にあるおしゃれなカフェで前菜をいただきます!優しい里芋とあおさのポタージュで始まり、海鮮がたくさん入った熱々アヒージョで食欲が刺激されます。ワインに合うオツマミ、朝から飲んでいい~んです(笑)高台からの素晴らしい眺めもご馳走なり。         参加されている方のサプライズ誕生日祝いで、みなさま拍手の一幕も♪おめでとうございます♪



思いがけないお土産、ちりめんじゃこ入りのかりん糖をいただきました。

カフェから森を抜けます。まずは更に登って山頂から3号橋の全貌や天草の島々が一望できます。続いて下りて行くと、そこは3号橋のふもとに出ます。



3号橋の真下です!普段通る橋を下から眺められる珍しいビューポイント。地元の人でもなかなか通らない秘密っぽい場所にワクワクします。

【ガストロノミーポイント②】 なかしま荘
メニュー:天草鯛のお頭焼き

3号橋をあとにしてしばらく歩いていると、次のガストロポイントでいただくのは、天草鯛!!温泉宿「なかしま荘」の厨房で調理されて、海そばの駐車場でいただきます。大きなおカシラは食べごたえ抜群、身もいっぱい付いています。おまけに小皿にうれしいサプライズ♪生ビールもサーブされて浮き足立ってきました♪。海を見ながらジョッキで飲むビールは格別です。



なかしま荘でお手洗いを済ませて、先に進みます。 永浦干潟を臨みながら進んでいると思いがけないサプライズポイントが!!熊本名菓「ドーナツ棒」を2種類いただき糖分補給できました。しかし、どこを切り取っても素晴らしい海と島々の絶景が続きます!

【ガストロノミーポイント③】 樋合旧港
メニュー:とらふぐの三点盛り

漁港には蛸壺がいっぱい並んでいます。今日はタコではなく、めったに口に入ることのない《とらふぐ!!》をいただけます。活きたとらふぐちゃんを横目に皮湯引き・から揚げ・ヒレ酒(またはヒレ出汁)と最高のセットです。干して焼いたふぐヒレに熱燗を注ぐのですが、ノンアルコールの人には熱々のお出汁が注がれます。美味しいお出汁と焼けたふぐヒレの香ばしさが加わり得も言われぬ美味しさです!熱燗をおかわりしている方も多くいらっしゃいました。



地元の方々、美味しく調理していただき、ありがとうございました!
どこを歩いても綺麗な海と空の碧さが眩しい...
上天草のモンサンミッシェル!?といわれる高杢島が見えてきました。この島は標高138.5mの無人島で、地元では「天草富士」といわれ、干潮の時間には砂洲が出現して歩いて渉ることができます。鳥居がふもとに見え、金比羅宮が祀られています。早いスタートの参加者は渡れた人もいたようです。奥に見えるのは雲仙普賢岳。雲仙天草国立公園の中であることをあらためて感じることができます。
パールサンビーチは夏の海水浴で人気のスポット。こんなに眺めが良くて海水や砂浜が綺麗なところなら当然ですね。公営の施設もあり木道も整備されています。浜猫ちゃんも住み心地よさげでした。

【ガストロノミーポイント④】 フィッシャリーナ天草
メニュー:ワタリガニの海カレー

多くのクルーザーやヨットが停泊するマリーナで、まるで地中海のリゾート地の雰囲気が漂っています。クラブハウスにあるレストランでいただくのは、シェフこだわりのオツマミとワタリガニのカレー。ソーセージや野菜がトッピングされ、レバーパテやリエットやブルーチーズケークが添えてあります。深秋の植物でディスプレイされた赤ワインに合わせた大人のメニューです。



また訪れてゆっくりと過ごしたい場所になりました!
この海外のような雰囲気と眺めに、ついつい長居してしまいそうですが、クルーズ船の出港の時間が迫っているので先を急ぎます。
乗船港で嬉しいサプライズ!船を待つ間にいただける、絞たての地元のみかんジュース!果樹園で前日に絞っていただいたそうです。味が少なく甘く爽やかな味で何杯でも飲みたい!!おかげさまでリフレッシュできました。


最後は優雅にクルージングで、ゆっくりと天草松島の絶景をたのしみながら戻ります。天気が良くて最高のクルージング日和!

道々で一緒に歩いた方々と船内でおしゃべりして、ウォーキングの疲れを癒しながら、デッキや操縦席で思い思いに寛げました。


【ガストロノミーポイント⑤】 和食・すし処「天慎」
メニュー:天慎だご汁

下船したらゴール近くの「天慎」にて最後のガストロノミーを味わいます。郷土料理のだご汁は10種類以上の具が入って、天草といえばの車エビや鯛だけでなく銘柄鶏の天草大王からもいい出汁が出て、手作りのだごによく染みています。


そして、遂にゴール!!!   ゴールでは近くにあるお店から「モリンガ茶」がふるまわれました。

アンケートに答えて、上天草市内の日帰り温浴施設11か所で使える温泉利用券がもらえます。「日本の夕日百景」に選ばれた海と夕日を見ながら、温泉でウォーキングの疲れを癒しましょう。

そして、飲酒されなかった参加者に、持ち帰り用の純米吟醸『LIGHT PASS』小瓶がプレゼントされました。天草産のコシヒカリと麹を使い、新潟県佐渡で仕込まれた限定酒で、軽快なすっきりした日本酒ですした。天草四郎観光協会で購入できます。(TEL:0964-56-5602  http://kami-amakusa.jp/)


お天気に恵まれ、絶景に囲まれ、上天草の豊かな食と地元の方々のおもてなしに触れ、笑顔が終始溢れるウォーキングとなりました。すべてのお皿が陶器・漆器だったので、SDGsであると同時に食事の美味しさが倍増すると感じました。お皿洗いの後片づけ、お疲れさまです!

機会を見つけて上天草に来て、美味しいお店を再訪したい!と思えるほど、ONSEN・ガストロノミーウォーキングの中でも5本の指に入る美食三昧のウォーキングとなりました。

来年も瞬時で満員になることが予想されますので、参加ご希望の方は募集開始すぐ申込みくださいませ