イベントレポート
vol.74
ONSEN・ガストロノミーウォーキングin江の島・藤沢を開催しました
2020年2月23日、「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin江の島・藤沢」が、一足早い春の訪れを感じる暖かな晴天のもと、約220名の参加者が集まり開催されました。
【スタート】 「藤沢市役所」
首都圏から電車で約50分、開催地の殆どは車来場が半数を超えているのですが、今回は無料駐車場もなく、スタート場所が藤沢駅から徒歩約3分の藤沢市役所という事もあり、電車来場が8割という今までにない内容でした。ハンドルキーパーで飲めなかった人も、お酒を楽しめますね!!
実行委員会が江の島から富士山と夕日の絶景を参加者に見て頂きたいという事で、スタート時間は11:00~12:00の間と遅めに設定。開会式は行わず、スタート場所に到着した参加者にはICタグを渡し、順次スタートになりました。
【ガストロノミーポイント①】 「遊行寺」
メニュー: 天然酵母風土パン、生ドーナツ、豚汁
市街地を歩き、第1ポイントの遊行寺を目指します。箱根駅伝3区と8区で名物の「遊行寺の坂」、テレビで見るより、勾配がきつくランナーは大変なんだろうなと感じました。こういうのも現地に行かないとわからない、良い体験ですよね。
境内に向かう坂を上がると、目前に大きな仏閣が!時宗の総本山で700年近い歴史があるそうです。市街地風景から突然の荘厳さに圧倒されました。
遊行寺から江の島神社へ向かう旧道「江の島弁財天道標」を歩きます。途中、東海道五十三次「藤沢宿」の看板がありました。東海道6番目の宿場町だったそうです。当時歩いた人達への思いを馳せ、こちらもウォーキングです!
【ガストロノミーポイント②】 「奥田公園」
メニュー: キノアパスタ、藤沢産いちご、缶ビール
市街地を抜け、第2ポイントの奥田公園に到着。
奥田公園では、キノアを使ったパスタと地元産のいちごが提供されました。「キノア」とは南米アンデスが原産の食用穀物で紀元前から栽培されている歴史あるものです。栄養価が高い事で注目されています。
奥田公園を出て、境川沿いの歩道を歩きます。カモメが柵にたくさん留まっていて近づいても逃げず、愛くるしい表情を見れました!海が近いんだなというのが分かりました。市街地を抜け、カモメの鳴き声しか聞こえない、静かな日曜日の昼下がり、贅沢な一時です。
【ガストロノミーポイント③】 「諏訪神社」
メニュー: 無添加ソーセージ、レーズンたっぷりチーズロールパン、ワイン
江の島は目前ですが、その前に第3ポイント諏訪神社にて一休み。藤沢市はワインの生産量日本一という事で、工場を持つ「メルシャン」さんがブースを出し、ソーセージに合うワイン、パンに合うワインを飲み比べで提供してくれました。ソーセージも地元の希少なブランド豚「湘南みやじ豚」の無添加食品、パンも地元で有名なお店「PINY」さんが、この日のためにオリジナルでワインに合う「レーズンたっぷりチーズロールパン」を作ってくれました。藤沢にもいろいろとあるんですね~
ワインの飲み比べに、ついつい休息時間も長くなります!!
江ノ電「江ノ島駅」のカワイイ駅舎。ここから「すばな通り」江の島へと続きます。
【ガストロノミーポイント④】 「すばな通り」
メニュー: しらすコロッケ
いよいよウォーキングも終盤、すばな通りに入ると天気が良い三連休の中日という事もあり、観光客もたくさんいらっしゃってます。その中の「カフェ・グランドライン」が第4ガストロポイントです。
地元相模湾で上がったシラスが入ったコロッケ、揚げたての衣がサクサクの歯応え、中はホクホクの温かさで最高でした!!
すばな通りを抜けると、いよいよ江の島です。天気もよく相模湾越しに富士山も綺麗に見えてます。観光客が参道にひしめく中、江島神社に到着。エスカーに乗り、ゴールの江の島灯台を目指します。
【ガストロノミーポイント⑤】 「江の島灯台」
メニュー: キッシュ、ケーキ、コーヒー
ついにゴールの江の島灯台です。サムエル・コッキング苑に入り、そこが最後のポイントでもあります。キッシュ、ケーキそれぞれ3種類の中から好きなものを選べました。テラス席からは相模湾や富士山が一望。参加者の皆様は歩き終えた達成感に浸りながら、思い思いにゆったりとした時間を過ごしておられました。
【ゴール】 「江の島灯台」
ウォーキングの後の疲れた体を癒すには、やっぱり温泉ですね!夕日までの時間もあるし、ゆっくり浸かろう!!
江の島の入り口部分にある、江の島アイランドスパ。絵ではなく本物の富士山を眺めながらの入浴は贅沢です。
実行委員会が見てもらいたかった、富士山と夕日。見れて良かったです!!!