イベントレポート

vol.11

ONSEN・ガストロノミーウォーキングin美食の街いすみを開催しました

千葉県

いすみと言えば、ロケの聖地でロケツーリズムも盛んですが、美食の街としても有名。3月4日、この日は気温がぐんぐん上がり、まさに小春日和。爽やかな春の訪れを感じながら最高のコンディションの中、いすみの食材を使ったガストロノミーウォーキングが開催されました。

スタート:いすみ市役所

東京駅から大原駅まで特急で約70分。大原駅からいすみ市役所まで徒歩5分。朝から暖かな陽気の中、参加者がスタート地点に集合しました。受付を済ませて、いすみ鉄道の形をしたペットボトルのお水と「特製マイ箸」を受け取ったらスタートです!今回は最強の地下アイドルでいすみ市の観光大使の「仮面女子」も参加!怖いマスクしてますが、マスクとるとかわいいですよ♪いすみ市のテーマ曲を歌っています。 ISUMI Let’s go together~♪ もちろん、カワウソちぃたんも一緒です♪

さあ、いよいよスタートです!

スタッフそろいの衣装でおもてなし~


仮面女子もGO!


のどかな田園風景を眺めながらのウォーキング。水を張った田んぼにはカエルの卵が。都会ではこのような風景を見る機会が減りましたよね。なんだかほっこりした気分になりました。


コースを歩いているカラフルなマスコットが・・・そう、みなさんご存じ、「いすみん」です♪いすみ市の営業課長という肩書を持つ女の子。


さらに!!!つぎにコース上に登場したのは「おもてなし大道芸人」??参加者に風船で作ったプードルなどをプレゼント!いすみ市の新人職員さんとのことです。いや~いろいろな方がつぎつぎに登場し、参加者の気分を盛り上げていただけました。

ガストロノミーポイント①チーズ工房フロマージュKOMAGATA「酒びたし」&「甘酒」@坂水寺

まずは、「酒びたしチーズ」。これは、いすみの酪農家兼チーズ職人の駒形雅明さんが造るチーズと地酒木戸泉のコラボ作品です。スタートでいただいたいすみ市オリジナル「マイ箸」でいただきます。食べるとチーズのうまみとほのかなお酒の風味が見事にマッチ。濃厚な味わいです。ちょっと疲れた体に、このチーズと甘酒は沁みますね。

まずは濃厚チーズと甘酒を。参加者にはいすみ市オリジナル箸をプレゼント。

坂水寺(ばんすいじ)は、天台宗の寺院。市の指定文化財がある静かな山寺です。そして、ここでチーズと甘酒を味わっていると・・・来ました!いすみ鉄道です。1両編成でのんびりと走るその姿に、多くの参加者がカメラを向けたのは言うまでもありませんね。

 

川沿いの道を進み国道に出ると、桜並木の道!もうサクラが咲いているなんて・・・ちょっと早めのお花見気分で桜並木沿いを歩きます。


ガストロノミーポイント②藤崎亮平シェフ特製「シェイクサラダ」@JAグリーンスパいすみ

次のガストロノミーポイントに到着!こいのぼりが舞っています。早すぎ笑。さて、ここでのお食事は。いすみ産のルッコラ、菜花、トマト、いちごを使用した藤崎シェフが仕立てた「シェイクサラダ」です。藤崎シェフは、SALVATORE CUOMO料理長である日本屈指の若手料理人です。シェイクすると特製ソースがサラダに絡み、、、そして美味しい!野菜のうまみとソースが絶妙なバランスで口の中に広がります。さすが藤崎シェフ、こんなに美味しいサラダにはなかなか出会えません。実は、このサラダ、藤崎シェフのお知り合いで、隣町である一宮町の「TRATTORIA Mare(トラットリア マーレ)」の杉田オーナーシェフが助っ人として仕込み場所の提供や仕込み自体のお手伝いもしております。藤崎シェフと杉田シェフによる友情溢れるみごとな共作ですね♪
そしてJAグリーンスパいすみ、新鮮な野菜が安い!!この冬は野菜が高騰して家計に大打撃を与えていますが、ここの野菜は安くて美味しそう!ついついお買いものしちゃう参加者も。そのお気持ち、よーく分かります。


笑顔で参加者を迎える藤崎シェフ(右)


ガストロノミーポイント③「コールドプレスジュース」@Fukumi Cafe Palmier

フクミカフェパルミエは、地元食材を活かした料理とおしゃれなパンケーキなどを味わうことができるカルフォルニアがテーマのカフェ。2018年2月にOPENしたばかりです。ここでは、地元産の野菜・果物を使った無添加ジュース。野菜ジュースはこれまでたくさん飲みましたが、ここの野菜ジュースはとてもすっきりしているのに味はしっかりとしていて本当に美味しいです。なんだかとても健康になりそう!見た目もおしゃれです。



ガストロノミーポイント④「プレミアムパン」@donner

ドネはシェフでソムリエの旦那さまとパティシエでフードコーディネーターの奥さまが営む海沿いのカフェレストランです。海風が心地よい中でいただくのは、プレミアムパン。数種類の中から1つをチョイス。どれも美味しそうで迷ってしまいますね。ちなみに、この素材の風味や食感にこだわったパンは週末限定で販売しているそうです。パンをかじりながら歩みを進めると、、、目の前に広がるのは、そう「海」です!



ガストロノミーポイント⑤いすみ産イセエビの味噌汁 海老屋@大原海水浴場

コバルトブルーのきれいな海。サーフィンを楽しむ方々も多いですね。大原海水浴場沿いの遊歩道を海を眺めながら進むと、見えてきたのはガストロノミーポイント。海を眺めながらいただくのは、イセエビの味噌汁です。ご存知ですか?いすみ市は全国有数のイセエビの産地。そのイセエビの濃厚なコクと香りを堪能できるのが、この味噌汁です。イセエビのお顔が入っていてゴージャスですね!



ガストロノミーポイント⑥杉本敬三シェフ特製「いすみ豚のローストハム」& 「いすみ産真ダコのたこしゃぶ」@大原漁港

大原漁港「港の朝市」。この日もイベント以外のお客さんも含めて盛大に賑わっています。ここには季節に合わせた水産物が並び、それを買ったりその場でBBQしたりなど、各々が港の風情を楽しんでいます。新鮮な魚介類をこういった市場で買うのって楽しいですよね。さて、我々がいただくのは杉本シェフ特製のいすみ豚のローストハムと真ダコのたこしゃぶです。杉本シェフはResturant La FinSのオーナーシェフで、料理人として歴史の教科書に載る野望を持つ日本屈指の若き料理人です。いすみ豚のばら肉をじっくりと燻製し、その場でシェフ自らがサーブしてくれます。さらに、いすみが誇る「真ダコ」を贅沢にたこしゃぶで!だし汁でしゃぶしゃぶしたら、杉本シェフ特製のタレを付けて召し上がれ!サントリー酒類株式会社協賛のプレミアムモルツを片手に朝市の活気があふれる中、ローストハムとたこしゃぶをいただきました。どちらも絶品です。味がしっかりしていて、何個でも食べられるほどの美味しさです。う~ん、この美味しさを文章で上手に表現できない・・・食レポの道は厳しいですね笑


杉本シェフによる特製ローストハムです!

たこしゃぶ~


ガストロノミーポイント⑦高秀牧場の「ジェラート」&杉本シェフ特製「フィナンシェ」@八幡岬/小浜八幡神社

港を後にし、漁港の街中を進みます。なにやらこの先に絶景ポイントがあるとか。期待に胸を躍らせながら到着したのは八幡岬/小浜神社。境内の途中で、高秀牧場のジェラートと杉本シェフ特製の「フィナンシェ」をいただきます。この先にベンチがあるからそこでお食べとのこと。そして言うとおりに進んでみると。。。そこには光り輝く海が!絶景を眺めながらのデザート。最高の気分です。



ガストロノミーポイント⑧いすみ豚の「シュウマイ」@源氏食堂

さて、デザートも食べたしこれでコース料理は終了!と思いきや、やってきたのは源氏食堂。そしてここで食べるのはシュウマイ??デザートの後に??と思われた方も多いかも知れません。だがしかし!ただのシュウマイではありません。この源氏食堂は、テレビドラマ「孤独のグルメ」で五郎さん(松重豊さん)が訪れたことで一躍有名になった名店です!ぜひここのシュウマイを食べてほしい!ということでガストロノミーポイントに加えました。肉汁がしたたる絶品のシュウマイ!デザートの後だろうがなんだろうが美味しいものは美味しい!何個でも食べることができそうです。シュウマイ10個ください!わたしは20個ください!とついつい買い物している参加者も見られました。ちなみに五郎さんが食べたのは豚肉塩焼きライスとミックスフライ。これはこの次はそれを注文してみないと!大原駅近くでアクセスも抜群です。


ガストロノミーポイント⑨地酒@木戸泉酒造

大原駅前を通り、街中を進むと、、、ついにゴール!約9kmのウォーキング、お疲れ様です!ゴールは木戸泉酒造。まず驚いたのは、杉玉の大きさ!新酒が出来たことを知らせる杉玉ですが、とにかく大きい!木戸泉は、創業明治12年。独自開発の高温山廃仕込による醸造を行う酒造で、この方法は日本唯一です。純いすみ産の日本酒「木戸泉総の舞」やワインのような独特の味わいが特徴の「アフス」などの日本酒を呑み比べです。



いすみには温泉はありませんが、周辺の市町村には温泉があります。特典が付いた温泉チケットをもらって、周辺の温泉に訪れるのも良いですね。このように周辺の市町村と連携する観光の動き、素晴らしいですね。

参加者の笑顔のために、スタッフやシェフなどみなさん夜遅く(朝早く)まで仕込みなど入念な準備をされたとのことです。ありがたい限りです。

爽やかな春の風が薫る中、ガストロノミーウォーキングin美食の街いすみ、生物多様性の恵みを活かした地域づくり、ご馳走様でした!

あなたもこの輪に加わりませんか?

 

めぐる

いすみ鉄道が走る田園風景、そしてコバルトブルーの煌めく太平洋。情緒あふれる港町と潮風香る漁港ののどかな風景の中で春を感じるウォーキング。ドラマ「孤独のグルメ」などのロケ地もコース上にありました。

たべる

美食の街いすみ~サンセバスチャン化計画~。その名に恥じない美食を堪能することができました。有名シェフによるメニューや地元カフェ、牧場によるガストロノミーの数々・・・最後は地酒・木戸泉で。何度でも訪れたくなる街です。

つかる

いすみ市の周辺にある、一宮シーサイドオーツカ(長生郡一宮町)、滝見苑けんこう村 ごりやくの湯(夷隅郡大多喜町)、勝浦つるんつるん温泉(勝浦市)などの温泉で使用できる特典チケットが付いてきました。